除草剤について
- nakakienhrk
- 2021年5月24日
- 読了時間: 2分
まず初めに、除草剤選びが重要です。用途を間違えると「除草剤を撒いたのに雑草が枯れない」ということになります。除草剤は大きく分けて「液剤」と「粒剤」の2つがあります。生えている雑草を枯らしたいなら「液剤」、雑草を抑制したいなら「粒剤」を使います。
迷ったらとりあえず液剤タイプを選んでおけば大丈夫です。


ホームセンターなどで最もよく見かけるのが液剤タイプの除草剤です。生えてきた雑草に薬剤を直接かけて枯らします。液体なので植物に吸収されやすく、即効性があるのが特徴です。また粒剤よりも環境に優しいため、お子様やペットのいるご家庭、雑草を枯らした後に花や木を植えたい方に向いています。
除草剤のボトル裏面に書かれた倍率で希釈します。この時、薄くしすぎないように注意してください。薄くし過ぎると効果が弱くなり、雑草が枯れなくなります。心配ならちょっと濃いめに作ることをオススメします。

粒剤は雑草が生えてくる前に撒く除草剤です。あらかじめ撒いておくことで成分が土に浸透し、雑草の発芽を抑えます。液剤タイプと比べて長期間の防草効果が見込めますが、環境への負担も大きいです。成分が土に溶けるまで時間がかかるため、早めに撒いておく必要があります。雑草が生える前か、綺麗に刈り取った後に撒きましょう。また、発芽を抑えるのが主目的のため、大きく育ってしまった雑草には効果が薄いです。
除草剤は雨が降ると流れてしまいます。除草剤散布から1日(24時間)は雨が降らない日を選びましょう。どうしても雨季に除草剤を撒きたいのであれば、雨に強いラウンドアップを使うと良いでしょう。
除草剤を散布するにはジョウロか噴霧器を使いましょう。
(有)中樹園では除草作業はもちろん除草剤の散布、害虫の駆除、樹木の消毒もおこなっております。気になることがありましたらご気軽にご相談ください。
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