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チャドクガについて

  • nakakienhrk
  • 2021年5月19日
  • 読了時間: 2分

チャドクガは毒を持つ毛虫の中でも最も有名な虫の一種。

チャドクガは毛虫である幼虫時代から成虫まで毒を持ち続けます。

刺されるとひどい場合はかゆみが半年も続くという

チャドクガの駆除方法や予防方法、刺された時の対処法などについてまとめました。



チャドクガはチョウ目ドクガ科昆虫で、幼虫が一番発生しやすい時期は5~6月と8~9月です。

チャドクガは卵から生まれて、1度脱皮して2齢幼虫になると体に毒針がはえます。毒針は長さ0.1~0.2mmほどしかなく、肉眼では見えません。

チャドクガの幼虫は基本的に集団行動で、音や振動の外的刺激などでびっくりすると、みんなで半身を持ち上げ左右にゆらゆらとゆれ、威嚇のような行動をとります。毒針が肌にくっついたり刺さってしまうととにかく痒い。 洗濯物などの衣服や、布団などが近くにある場合も被害が起こる場合があります。



秋口に産み付けられたチャドクガの卵は、そのまま越冬します。5月ごろ一斉に孵化し、幼虫は同じ方向に頭を向け団体で行動します。成長するにしたがって木全体に散って行動するようになります。食欲が旺盛なので、あっという間に木が丸裸になってしまうこともあります。

チャドクガが好む植物は、ツバキ科の植物・・・ツバキ、サザンカ、チャノキなど。また、ビワにもつくことがあります。学校や公園など公共施設でもよく植栽として植えられているため、その下を通って毒針に刺されてしまうなど子供の被害も多く、注意が必要です。

葉を食害されてしまうばかりか、毒針は効果を失わないため、孵化した後の卵の殻、脱皮後の抜け殻などにも毛がついている可能性があります。また、順調に成長し成虫になったチャドクガは、また卵を産み付けてしまいます。チャドクガの無限ループになる前にぜひとも駆除しましょう。


1番被害が少ないのはチャドクガの卵の時点で駆除してしまうこと。4月ごろに孵化した幼虫は6月ごろに蛹になり、1か月ほど経った7月に羽化し、成虫になります。そして8月ごろに産卵します。また、この卵が8月ごろに孵化すると、だいたい10月ごろから成虫となったチャドクガは産卵を始めます。この時の卵は越冬卵ですので、冬の間は葉裏でじっと卵たちは春を待ちます。同じ木に発生することが多いようなので、もし去年、今年発生した木がある場合は早めに葉裏を確認すると良いです。


わが社でも害虫防除剪定はもちろん、トレボン乳剤など殺虫剤での駆除も行っています。

是非、害虫でお困りの方はご相談下さい。


 
 
 

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